[洋書多読] 100万語達成のためのKindle単語数自動計算カウンター

洋書多読再開

英語のリーディング力強化のため、今年のお正月からKindleでの洋書多読を再開しました。

Kindleは場所も選ばず携帯性もバッチリで便利なのですが、唯一困った点としてページ数の概念がない(正確にはlocationという別の単位で管理されている)ので洋書多読に必須(?)となる単語数を計算するのが非常に難しい。

ちなみに、Kindleでの語数カウントでの難しさについては、こちらのサイトの記事が参考になりました。

さらに脱線すると、Kindeでの読書については、過去にこんな記事を書いてました。

http://hirozak.www2.jp/kindle-for-iphone/

 

というわけで、Kindle語数自動計算カウンターを作成してみました。

計算の前に

面倒な計算をする前に、そもそも調査対象の書籍の単語数が既に公開されていないかを確認してみましょう。

ソースとしては以下あたりかな。

  • 英語多読研究会SSSのサイト
  •  書籍自体
    • 学習用書籍などの場合、巻末などに記載されているケースあり。
  • Amazonなど書籍販売サイトの書籍ページ
  • ブログなどをチェック
    • 色々と頑張って調べてくれた人がいたりします。

これらのソースにあたっても見つからなかった場合は、自分で計算しましょう。

単語数の計算方法

前述のSSSのサイトに単語数の数え方が載っています。

当サイトでは上記ページにある「普通のGRや一般書の場合」の計算方法に沿って計算していますので、各項目の意味については元のサイトも参照してください。

A: 1行あたりの単語数
B: 1ペイジあたりの行数
C: 1冊あたりのペイジ数
D: 1ペイジあたりの文字率
をもとに、単語数をA×B×C×Dで計算します。

というわけで、前置きが長くなりましたが単語数計算カウンターです。

調査対象の書籍をKindleで開いて、以下のフォームの各欄に入力すれば簡単に単語数が計算できます(サンプル値を入れてますので変更してください)。

[CP_CALCULATED_FIELDS id=”6″]

解説

(A)から(D)の項目については、前述のSSSに解説があるので割愛。

Kindle用ページ数計算用の項目である(E)から(G)について解説。なお、「ページ数(C)」については、これらの項目に値を入力することで計算されます。

それぞれの項目の意味は以下の通り。

  • 全ロット数(E)
    • 名前の通り。調べたい本の全ロット数を入力します。
    • iPhoneのKindleアプリなら右下あたりに表示されているはず。
  • 基準ロット数(F)
    • ページ数を計算するための基準としたいロット数を入力します。
    • ここで入力したロット数までのページ数を自力で数えることになるので、あまり大きい値を入力すると大変です。ただし小さすぎるとそれだけ精度が悪くなるはずです。
    • 例えば全ロット数500の書籍の場合、その20%のロット数くらいを設定するのが良いと思います。
    • 当たり前ですが、この基準ロット数=全ロット数にすれば精度バッチリです。
  • 基準ロット数までのページ数(G)
    • 先に書いた通り、基準ロット数までのページ数をkindle画面で自力で数えて入力します。
    • 基準ロットまでペラペラとページを捲りながら数えるだけなので、それほど大変ではない気がします。

上記情報を元に、全ロット数÷基準ロット数×基準ロット数までのページ数から、ページ数(C)を計算しています。

精度について

こういうのは大体あってればOKだと思ってます。

自分なりに確認はしており、それほど的外れな結果にはならないと思ってますが、正確性を保証するものではありません。

それでも良かったら使ってみてください。

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英語力を高める有効な方法として、「ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法」にて洋書の多読が奨められており、最初は子供用の絵本でも構わないから沢山読むべし!と書いてあったので、今年はあらためて洋書多読に力を入れていこうと思います。

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というか、著者の牛尾さんは、IT Proのサイトで「アジャイルの流儀で英語に挑戦!」という記事を連載されていて有名ですね。

サイトの記事の方も具体的でわかりやすいなーと感じて読んでたのですが、こちらの本では牛尾さんがどのように英語力をアップされたのか実に丁寧に解説されています。

会社に入った頃はカタコトの英語すら話せなかったのに、衝撃的な英語勉強法との出会いをきっかけに英語学習を継続した結果、数年後には海外のITカンファレンスでプレゼン(もちろん英語で)を行い、拍手喝采の大成功をおさめるほどの英語力を身につけたという牛尾メソッド(今、勝手に命名)は必読です。

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