生成AI関連の本はいくつか読んだが、今のところこの本が一番分かりやすく面白かった。
生成AIの概要から最近のトレンドを示しつつ、生成AIが引き起こす問題点や将来の社会変化など予測などにも触れられていて、とても示唆に富んでいる。
ブームで終わらせず、自らも生成AIを活かして何ができるか考えさせられる一冊。
ところで、著者は白辺陽さん。
この手を書くのにピッタリすぎる名前だが、本名なんだろうか。
Amazonの書籍紹介ページより抜粋
“未来を生成”する生成AIの衝撃!
今話題の「ChatGPT」や「Stable Diffusion」などの「生成AI」がもたらすビジネスチャンスをつかめ。
生成AIとは、「コンテンツやモノについてデータから学習し、それを使用して創造的かつ現実的な、まったく新しいアウトプットを生み出す機械学習手法」であり、新しいものを「創造する」という意味において、従来のAI(Discriminative AI:認識系AI/識別系AI)とは区別されます。
本書では、第一線のソフトウェアの具体例の紹介などを通じて、これらのデジタルの画像(イラストや写真加工、写真生成)、動画、音楽・音声、文章を生成するAIが生み出すチャンスとともに、問題点とその解決の流れについて解説します。はじめに
Chapter 1 生成AIの萌芽
Chapter 2 次々に登場する実用的なサービス
Chapter 3 生成AIがはらむ問題
Chapter 4 無限の可能性を予測する
Chapter 5 生成AIがもたらす未来
おわりに