<ストーリー>
誰にでも、人生のターニング・ポイントは必ずやってくる。アーロン・ラルストンの場合、それは自分の庭のように慣れ親しんだユタ州、ブルー・ジョン・キャニオンでの出来事だった。
金 曜の夜、いつものように一人で、ロッククライミングを楽しむため、ブルー・ジョン・キャニオンに向け出発した。だが、運命の瞬間が彼に襲いかかる。落石に 右腕を挟まれ、谷底から一歩も動けなくなったのだ。助けを求める叫び声は無人の荒野にむなしく呑み込まれ、持てる知恵と経験を総動員して岩を撤去しようと するが、ピクリとも動かない。 死を目前にして初めて自分の人生と向き合うアーロン。自分勝手に生き、決して心を開かなかった両親にも、友人にも、恋人にも――。
衰弱した身体を引き裂くように襲いかかる後悔、そして湧き上がる命への情熱。生きたい。生き直したい――!
そして生命の限界を超えた127時間後、遂に彼は〈決断〉する――。
ずっと前から気になっていたのですが、ようやく見ることが出来ました。
期待通りに面白かった!
冒頭はミュージックビデオのような展開で始まり、その後、主人公であるアーロン・ラルストンの魅力を存分に表現するシーンが続くわけですが、アクシデントは突然訪れます。
見る前からどういう展開になるかはわかってるわけですが、この映画の痛みの表現力はハンパなかった。
痛い、痛い、痛すぎる。
これが実話だっていうから、すさまじい。
でも痛みに負けずにぜひ見て、生きることへの執念と感動を味わって欲しい一作。
ところで、主人公を演じたのは、ジェームズ・フランコ。
この人誰だったけな?と思いながら見てたわけですが、スパイダーマンの親友役、後に敵役を演じた俳優さんでした。