[読書] スタンフォードの自分を変える教室

数年前に話題になった「スタンフォードの自分を変える教室」を読んだ。

海外の翻訳本は堅苦しい文体になりがちだけど、この本は扱うテーマは「意識」だったり「脳の仕組み」だったりと難しいながら、非常に読みやすかった。各章にまとめがある構成も良かった。

  • 出世も勉強も寿命も「意志力」が決める。
  • やるべきことは何か?それができないとしたら理由はなにか?
  • 健全な精神は、健康な肉体に宿る。
  • どんな時にでも強さを与えてくれる力=「望む力」
  • 道徳的な善し悪しよりも、自分の目標や価値観に従って行動する。
  • 誘惑に負けそうな時は、将来の報酬への影響を意識する。
  • 意識は周りの影響を受けやすい。良い影響を与える人・情報に触れよう。
  • 欲求は受け入れよ。ただし、従う必要はない。
  • 自分の意識を見つめてコントロールせよ。

 

スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード シリーズ
スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード シリーズ

 

Kelly McGonigalさんがこの本(オリジナル)をテーマに(google社で?)語ってる動画がアップされていたのでメモ。

 

[読書] 会社を変える分析の力

大阪ガスでビジネスアナリティクスセンター所長として、活躍されている河本薫さんの著書。

ビークデータやら統計分析やらのキーワードを最近よく耳にしますが、現場で実際に分析プロフェッショナルとして活躍されている著者の実体験が綴られており、とても興味をもって読むことができた。

新書サイズでサクッと読めるのも魅力。

  • データ分析の目的は、分析ではなく、ビジネスの課題を解決すること
  • 現場の課題解決に向けて、真摯に取り組む。
  • 役立つことに貪欲になる。
  • 現場の声を聞く。
  • 分析のやり方は人それぞれ。必ずしも高度な統計解析は必要ない。
  • 解りやすい表現(ビジュアル化、平易な文章表現)を意識する。
  • 数字にこだわる。分析結果に責任をもつ。
  • プロフェッショナルたれ。

誰しも何らかの「データ」を扱う仕事をしているわけで、それをビジネスの課題解決にいかす分析アナリティクスの仕事に、あらためてとても興味が沸いた。

 
メモ

「EMC データサイエンティストワークショップ」
公益社団法人 日本オペレーションズ・リサーチ学会

会社を変える分析の力 (講談社現代新書)
河本 薫

4062882183

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[読書] 一瞬で自分を変える方法

昔から成功法則本がわりと好きで、手当たり次第に読んでた時期があります。

成功法則本とは・・・「道は開ける」とか「すごい考え方」とか「xxxの勉強法」とか「脳がうんたら」とか、まぁそういうやつです。

だいたい書いてあることは同じだったりするのですが、読んだ後には「よーし、この法則を利用して頑張るぞー」なんて前向きになれるので、自分の中では心をリフレッシュする目的で、読むようにしています。

特に読みたくなるのが、年末年始などの長期休み。

というわけで、今年のお正月には以下の本を読みました。

一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える
アンソニー ロビンズ Anthony Robbins

一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える
三笠書房 2006-11
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超有名な本ですね。

一瞬で自分を変えるすごい方法が書いてありました。

  • 自分の目指すもの(夢・目標・信念)を明確にする。
  • 自分で限界を作らない。
  • 自分の目指すものに向かって、情熱をもって取り組む。
  • 自分には、できると信じる。
  • 自分の周りの成功者のよい所を真似する。

結局、自分次第(笑)

[読書] インフラエンジニアの教科書

LINE社に2000年の創業時から在籍されているという佐野裕さんが書いたインフラ本。

インフラエンジニアの教科書

佐野 裕

4863541333
シーアンドアール研究所 2013-10-26
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自社の新入社員に読んでもらうことを想定して書かれた本というだけあって、インフラエンジニアの仕事内容や知っておくべき基礎知識を非常に丁寧に解りやすくまとめられている。

技術要素の解説はもちろんのこと、LINEのサービス運営でインフラエンジニアとして心がけていること等、とても参考になる。

まさにインフラエンジニア向けの教科書。新人の頃にこの本に出会える人は運がいい。

ちなみに、この本をきっかけで著者のブログ発見。本と同じく面白そう。

 

膨大なトラフィックをさばくLINE社にて構築・保守を行っている現役エンジニアが記すITインフラの必須知識と経験の数々!サーバ、OS、ネットワーク機器、データセンター、購買と商談、障害対応、大規模インフラ、成長するために必要なスキルなど、基礎知識から実践まで言及。

目次
01 インフラエンジニアの仕事
02 サーバ
03 OS
04 ネットワーク
05 ストレージ
06 購買と商談
07 データセンター
08 ソリューションとセキュリティ
09 インフラ運用
10 大規模インフラ
11 インフラエンジニアの成長
(Amazonの紹介文より)