年末年始を含めて2023年1月に読んだ本についてメモ。
転職の思考法
Youtubeで著者の北野さんが喋ってて興味を持って拝読。金言が溢れていた。
- マーケットバリュー=技術資産×人的資産×業界の生産性
- すべての仕事はライフサイクルに沿って、生まれては消えていく
- 代替可能性×椅子(雇用の数)の2軸で考えられる
- ニッチ、スター、ルーティンワーク、消滅
- これから伸びるマーケットを見つける方法
- 複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する
- 既存業界の非効率を突くロジックに着目する
- 会社選びの三つの条件
- マーケットバリューはあがるか
- 働きやすいか
- 活躍の可能性は十分か
- 自分にラベルを貼れ
天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ
こちらも評判が良かったので拝読。
誰もが天才、秀才、凡人というキャラクターになりえる(変化する)という視点が面白かった。
- 天才:「創造性」に価値を置く人種。しかし、人への共感、説明力が弱く、多数決の力で殺されることも多い。
- 秀才:組織やチームに「再現性」をもたらす天才の相棒。天才への強烈なコンプレックスがあることも。
- 凡人:人々の気持ちを理解し、サービスや会社への「共感を生む力」が強い人。ただし、イノベーションを殺す存在にもなる。
テレワーク環境でも成果を出す チームコミュニケーションの教科書
テレワーク環境での課題や対策が具体的に解説されていて、とても実践的。日々の仕事にも取り入れたいアイデアが多数。
出版社からのコメント
テレワークでも成果を上げる秘訣はコミュニケーションの仕組みにあった
コロナ以降、世の中は大きく「レス時代」に動いています。出社レスや通勤レスになり、その結果としてオフィスレスの動きも加速し、テレワークの普及や対面レスの状況がうまれてきます。社内会議も営業もリモートが当たり前になり、満員電車での辛い通勤や、辛い外回り営業が減り、一面ではとても働きやすい環境になりました。
一方で、実際に面と向かって話す機会が減ったことで「コミュニケーションレス」にもなりやすく、「信頼関係を構築しづらいくなり、「チームメンバーの状況がわからない」という新たな課題が発生しています。
レスの時代においては、チームメンバー同士の信頼関係がなにより重要です。信頼関係があればこそ、実際に会わずとも、お互いに安心感をもって仕事に取り組めます。信頼関係をつくる礎はコミュニケーションです。オフィスレス・通勤レスであっても、コミュニケーションレスになる状態は避けねばなりません。本書は、著者が2016年から5年間にわたり、ほぼ全員がテレワークでの会社経営・チームマネジメントを実践する中で得られた知見・経験をまとめています。実経験に根ざした内容であるため、すぐに活用可能な内容を紹介します。
第1章では、テレワークの導入を検討している企業や検討担当の方向けに、テレワークの必要性やテレワークを導入する際の課題について、原稿執筆時点での最新データを参照しながら概説しています。
第2章では、テレワークにおけるコミュニケーションの課題について、4つの大きなパターンに分けた上で、課題・要因・対策をまとめています。
第3章では、テレワークで滑にコミュニケーションを行う上で欠かせないサービスやツールを列挙しています。第4章以降の取り組みとあわせて、自社に足りないものがあれば、導入検討の参考にしてください。
第4章~第7章では、テーマごとの具体的な取り組みを紹介しています。それぞれの取り組みは「What:どんな取り組みか」「Why:なぜその取り組みが必要か」「How:どのように活用していくか」という枠組みで整理しています。
- メンバー同士での相互1on1で、雑談の機会を増やす
- 自分チャンネルで活動記録、会話のきっかけに活かす
- スケジュールを可視化する。自分だけの作業もカレンダー登録
- 作業依頼の時は背景から伝える
- リモート会議ではなるべく顔を出す
- 自己トリセツを作る
- 情報発信に慣れさせる。共有の重要性を周知する。
- 評価基準はすり合わせる。自己評価させる。
部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (角川書店単行本)
ライフネット生命保険を起業・成功させた出口さんの著書。
読みやすくて、ためになる。
- 指示は徹底して「具体的、かつ的確」に出す。そして任せる。
- 「期限」と「優先順位」はハッキリ伝える。
- 仕事の「背景」と「要求レベル」をハッキリ伝える。
- 仕事の出来が60点なら合格点。まずは全員が60点を目指し、そこから80点に伸ばす。
- 部下の短所は「ほうっておく」