[読書] ITビジネスの原理

さすが話題(だった)の本。

とても読みやすく、かつタメになった。

ITビジネスの原理 ITビジネスの原理
尾原 和啓

NHK出版 2014-01-28
売り上げランキング : 4020

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Googleを辞めて、なぜ楽天へ?

マッキンゼーなど11職を渡り歩いた男が今、選んだのは日本の老舗IT企業だった――。
ネット登場から20年。普及期を終えたITは、もはや印刷や農業などあらゆるビジネスを書き換える成功原理である。
数々のIT企業にいたからこそ知り得た、ITビジネスの原理をこの一冊で圧縮体験する。

ITビジネスの原理、というタイトルだが、中身は著者の尾原さんが数々の会社を渡りつつ体験してきたこと、もしくは人から聞いて知ったIT業界で起こってきた様々な革命的な出来事を幅広くまとめた書籍という印象。

扱われているテーマはどれも身近な事柄(例えばインターネット・スマートフォン・SNS・twitter・LINE)ばかりだけど、それが世の中に広まり(あるいは広めて)ビジネスとして扱われるようになった背景など今まで知り得なかった情報がちょうど良いボリュームでコンパクトにまとめられていて、実に興味深く読むことが出来た。

ITビジネスに関わる人はもちろん、今まではあまり関わりがなかったけど知りたい人も、就活中の学生も楽しく読むことができそう。

自分もIT業界で働く人間なわけで、こういう時代の流れに敏感になって、もっと楽しい仕事をしていきたい。

著者の尾原さんと色んなジャンルの先端を走る方々との10分間の対談チャネル。これも見てみたい。

[読書] TOEICテスト900点。それでも英語を話せない人、話せる人

またTOEIC本を読んだ。

TOEICテスト900点。それでも英語が話せない人、話せる人(DL特典付)
ヒロ 前田

4046001682
KADOKAWA/中経出版 2014-02-01
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タイトルに900点とあるので超上級者向けで自分には早いかなと思ったが、実際はそんなことは全くなく、むしろこれからTOEIC公開テストに挑戦しようと考えている人でも十分に読む価値がある一冊。

サブタイトルが「この勉強法が、3年後を変える。今日からできるノウハウ満載!」なのですが、まさにピッタリ。

読者限定URLにて公開されているヒロ前田さんの音声講義も実践的でタメになった。

 

以下、メモ。

  • 音読はリスニングだけでなく語感(英語感覚)を高める。
  • 使える英語を身につけたいなら、目安として「読む量と同じくらい話す」
  • オーバーラッピングは、スクリプトを見ながら音声と同時に音読する。
  • シャドーイングは、スクリプトを見ないで音声を追いかけるようにまねして音読する。
  • アクティングは、スクリプトを丸暗記して演技をするかのように音読する。
  • TOEICスコアを上げていけば、英語運用力の基礎は確実に作られる。

[洋書多読] 100万語達成のためのKindle単語数自動計算カウンター

洋書多読再開

英語のリーディング力強化のため、今年のお正月からKindleでの洋書多読を再開しました。

Kindleは場所も選ばず携帯性もバッチリで便利なのですが、唯一困った点としてページ数の概念がない(正確にはlocationという別の単位で管理されている)ので洋書多読に必須(?)となる単語数を計算するのが非常に難しい。

ちなみに、Kindleでの語数カウントでの難しさについては、こちらのサイトの記事が参考になりました。

さらに脱線すると、Kindeでの読書については、過去にこんな記事を書いてました。

http://hirozak.www2.jp/kindle-for-iphone/

 

というわけで、Kindle語数自動計算カウンターを作成してみました。

計算の前に

面倒な計算をする前に、そもそも調査対象の書籍の単語数が既に公開されていないかを確認してみましょう。

ソースとしては以下あたりかな。

  • 英語多読研究会SSSのサイト
  •  書籍自体
    • 学習用書籍などの場合、巻末などに記載されているケースあり。
  • Amazonなど書籍販売サイトの書籍ページ
  • ブログなどをチェック
    • 色々と頑張って調べてくれた人がいたりします。

これらのソースにあたっても見つからなかった場合は、自分で計算しましょう。

単語数の計算方法

前述のSSSのサイトに単語数の数え方が載っています。

当サイトでは上記ページにある「普通のGRや一般書の場合」の計算方法に沿って計算していますので、各項目の意味については元のサイトも参照してください。

A: 1行あたりの単語数
B: 1ペイジあたりの行数
C: 1冊あたりのペイジ数
D: 1ペイジあたりの文字率
をもとに、単語数をA×B×C×Dで計算します。

というわけで、前置きが長くなりましたが単語数計算カウンターです。

調査対象の書籍をKindleで開いて、以下のフォームの各欄に入力すれば簡単に単語数が計算できます(サンプル値を入れてますので変更してください)。

[CP_CALCULATED_FIELDS id=”6″]

解説

(A)から(D)の項目については、前述のSSSに解説があるので割愛。

Kindle用ページ数計算用の項目である(E)から(G)について解説。なお、「ページ数(C)」については、これらの項目に値を入力することで計算されます。

それぞれの項目の意味は以下の通り。

  • 全ロット数(E)
    • 名前の通り。調べたい本の全ロット数を入力します。
    • iPhoneのKindleアプリなら右下あたりに表示されているはず。
  • 基準ロット数(F)
    • ページ数を計算するための基準としたいロット数を入力します。
    • ここで入力したロット数までのページ数を自力で数えることになるので、あまり大きい値を入力すると大変です。ただし小さすぎるとそれだけ精度が悪くなるはずです。
    • 例えば全ロット数500の書籍の場合、その20%のロット数くらいを設定するのが良いと思います。
    • 当たり前ですが、この基準ロット数=全ロット数にすれば精度バッチリです。
  • 基準ロット数までのページ数(G)
    • 先に書いた通り、基準ロット数までのページ数をkindle画面で自力で数えて入力します。
    • 基準ロットまでペラペラとページを捲りながら数えるだけなので、それほど大変ではない気がします。

上記情報を元に、全ロット数÷基準ロット数×基準ロット数までのページ数から、ページ数(C)を計算しています。

精度について

こういうのは大体あってればOKだと思ってます。

自分なりに確認はしており、それほど的外れな結果にはならないと思ってますが、正確性を保証するものではありません。

それでも良かったら使ってみてください。

洋書多読のお奨め書籍

洋書多読にこれから挑戦しようという方はこちらからどうぞ。

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[読書] 村上式シンプル英語勉強法

これもお正月に読んだ。

元googleの村上さんが、英語は十分条件ではなく必要条件だよって、2008年に書いた本。

この方がいうと説得力ありますねー。

村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける
村上 憲郎

447800580X
ダイヤモンド社 2008-08-01
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書いてある学習内容は至極シンプルで、でも徹底されている。

以下、エッセンスのみのメモ。

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