[読書] 究極のリーダーシップ~ 最大の成果をあげるための10の極意

リーダーシップ関連の本を探してたら評判が良かったので読んでみた。

著者は、熱量のあるプレゼンをYoutube等で何度か拝見したことがある鴨頭さんでした。

書籍の中でも熱い語りで、とても参考になりました。

 

 

メモ

  • リーダーシップとは、「ゴールを指し示し、メンバーを導くこと」
  • マネジメントとは、「モチベーションを高く保ち、安心・安全が確保された状態で、ゴールにたどり着くためのあらゆる必要なサポートをすること」
  • 心のエネルギーをプレゼントするのが上司の役目。
  • メンバーの素晴らしいところを100個書き、相手の話を聞け。
  • 全身で聴く。最後まで話を聴く。声にならない声を聴く。
  • 承認欲求を満たすことこそが、これからのリーダーシップのあり方
    • 結果承認
    • プロセス承認
    • 行動承認
    • 意識承認
    • 存在承認
  • 承認は「量」が大事。バケツが溢れるまで水を注ぎ続ける。

 

 

 

Amazon商品説明より

テクノロジーの進化は、会社組織や業界を変える力を持っています。世の中をもっと便利に、効率的にすると同時に、生産性の低いものを淘汰します。例えば、管理能力が人間より圧倒的に優れているAIが導入されれば、管理職の仕事は奪われてしまうでしょう。
本書では、テクノロジーの発展に飲み込まれずに、部下の心を動かすにリーダーになる具体的な方法をご紹介します。
本書が最高のチーム作りの一助になることを願っています。

 

 

[資産運用] マイナンバーカードを利用した確定申告の準備メモ

事前準備

マイナンバー登録

半年ほど前に実施。手順割愛。

マイナポータルでの事前準備手続き

保険控除、ふるさと納税など発行サイトとマイナポータルを連携することで、確定申告時に利用できるようだ。

手順についてはマイナポータルに載っているが、色々とハマったので、次回に備えてメモしておく。

手順の大まかな流れは、
1.各発行サイト側へのユーザ登録/マイナンバー登録
2.e私書箱へのユーザ登録
3.マイナポータルからの各発行サイトとの連携

となるようだ。

1
某保険会社サイトへのユーザ登録は実施していなかったので、年末に送られてきていた「ご契約内容確認方法のご案内」のはがきにあったログイン情報を使って会員登録から実施。

途中、マイナポータルアプリでログインが必要となったので、登録作業は携帯でやるのが良さそう(カードリーダーがあればもっと簡単なのかも)。

2.
マイナポータルの手順に沿って進めると、すんなり登録できた。

3.
マイナポータルの手順に沿って進めたものの、1で登録したサイトへ事前登録しろとのメッセージが表示されて先に進めない(数社試したが同様)。

 

e私書箱のFAQを見たら以下のような情報があったので、しばらく待ってみる(イマココ)。

連携が完了したはずだが、データが表示されないのはなぜか?企業サービスとe-私書箱の連携が完了している場合、企業サービスで控除証明書等のデータが発行され次第(通常2営業日程度)、e-私書箱にデータの連携が行われます。データの発行状況は、ご利用の企業にご確認をお願いします。

 

[読書] 2023年1月に読んだ本

年末年始を含めて2023年1月に読んだ本についてメモ。

転職の思考法

Youtubeで著者の北野さんが喋ってて興味を持って拝読。金言が溢れていた。

  • マーケットバリュー=技術資産×人的資産×業界の生産性
  • すべての仕事はライフサイクルに沿って、生まれては消えていく
    • 代替可能性×椅子(雇用の数)の2軸で考えられる
    • ニッチ、スター、ルーティンワーク、消滅
  • これから伸びるマーケットを見つける方法
    • 複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する
    • 既存業界の非効率を突くロジックに着目する
  • 会社選びの三つの条件
    • マーケットバリューはあがるか
    • 働きやすいか
    • 活躍の可能性は十分か
  • 自分にラベルを貼れ

 

 

天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ

こちらも評判が良かったので拝読。

誰もが天才、秀才、凡人というキャラクターになりえる(変化する)という視点が面白かった。

  • 天才:「創造性」に価値を置く人種。しかし、人への共感、説明力が弱く、多数決の力で殺されることも多い。
  • 秀才:組織やチームに「再現性」をもたらす天才の相棒。天才への強烈なコンプレックスがあることも。
  • 凡人:人々の気持ちを理解し、サービスや会社への「共感を生む力」が強い人。ただし、イノベーションを殺す存在にもなる。

 

テレワーク環境でも成果を出す チームコミュニケーションの教科書

テレワーク環境での課題や対策が具体的に解説されていて、とても実践的。日々の仕事にも取り入れたいアイデアが多数。

出版社からのコメント

テレワークでも成果を上げる秘訣はコミュニケーションの仕組みにあった

コロナ以降、世の中は大きく「レス時代」に動いています。出社レスや通勤レスになり、その結果としてオフィスレスの動きも加速し、テレワークの普及や対面レスの状況がうまれてきます。社内会議も営業もリモートが当たり前になり、満員電車での辛い通勤や、辛い外回り営業が減り、一面ではとても働きやすい環境になりました。
一方で、実際に面と向かって話す機会が減ったことで「コミュニケーションレス」にもなりやすく、「信頼関係を構築しづらいくなり、「チームメンバーの状況がわからない」という新たな課題が発生しています。
レスの時代においては、チームメンバー同士の信頼関係がなにより重要です。信頼関係があればこそ、実際に会わずとも、お互いに安心感をもって仕事に取り組めます。信頼関係をつくる礎はコミュニケーションです。オフィスレス・通勤レスであっても、コミュニケーションレスになる状態は避けねばなりません。

本書は、著者が2016年から5年間にわたり、ほぼ全員がテレワークでの会社経営・チームマネジメントを実践する中で得られた知見・経験をまとめています。実経験に根ざした内容であるため、すぐに活用可能な内容を紹介します。
第1章では、テレワークの導入を検討している企業や検討担当の方向けに、テレワークの必要性やテレワークを導入する際の課題について、原稿執筆時点での最新データを参照しながら概説しています。
第2章では、テレワークにおけるコミュニケーションの課題について、4つの大きなパターンに分けた上で、課題・要因・対策をまとめています。
第3章では、テレワークで滑にコミュニケーションを行う上で欠かせないサービスやツールを列挙しています。第4章以降の取り組みとあわせて、自社に足りないものがあれば、導入検討の参考にしてください。
第4章~第7章では、テーマごとの具体的な取り組みを紹介しています。それぞれの取り組みは「What:どんな取り組みか」「Why:なぜその取り組みが必要か」「How:どのように活用していくか」という枠組みで整理しています。

 

  • メンバー同士での相互1on1で、雑談の機会を増やす
  • 自分チャンネルで活動記録、会話のきっかけに活かす
  • スケジュールを可視化する。自分だけの作業もカレンダー登録
  • 作業依頼の時は背景から伝える
  • リモート会議ではなるべく顔を出す
  • 自己トリセツを作る
  • 情報発信に慣れさせる。共有の重要性を周知する。
  • 評価基準はすり合わせる。自己評価させる。

 

 

部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (角川書店単行本) 

ライフネット生命保険を起業・成功させた出口さんの著書。

読みやすくて、ためになる。

  • 指示は徹底して「具体的、かつ的確」に出す。そして任せる。
  • 「期限」と「優先順位」はハッキリ伝える。
  • 仕事の「背景」と「要求レベル」をハッキリ伝える。
  • 仕事の出来が60点なら合格点。まずは全員が60点を目指し、そこから80点に伸ばす。
  • 部下の短所は「ほうっておく」

 

[読書] システムインテグレーション崩壊

システムインテグレーション崩壊 ~これからSierはどう生き残ればいいか?

なんとも挑戦的なタイトルで、煽り満載かなと思ったのですが、中身は至って誠実。

 

Sierの仕事と役割、ユーザ企業との関わり、ビジネスモデルについてをあらためて整理した上で、クラウド時代で否応なく変化を求められている現状、そしてどうすればSier企業が生き残っていけるかのヒントまでを丁寧に解説してくれています。

 

テーマはSI崩壊ですが、著者のITビジネスに関する愛が溢れているように感じて、すっかりファンになってしまいました。

 

良本です。

 

目次

(目次)
第1章 システムインテグレーションが崩壊へ向かう3つの理由
SIビジネスに内在する「構造的不幸」
開発リスクは増大し,案件規模は縮小する
既存の収益モデルを脅かす新しい技術や市場
コラム コモディティ化

第2章 ビジネスの変革を妨げる壁
SI事業者に内在する3つの壁
ユーザー企業に内在する3つの壁

第3章 資産ビジネスからサービスビジネスへ
サービスビジネスへのシフトが期待される理由
自社の付加価値をサービスとして提供するには
サービスを直販する
よそ様のサービスを売るだけでは儲かりません ~株式会社グルージェントの事例
「SIビジネス」を2つに分けて考える
新しい3つの収益モデル
クラウドやOSSの普及で,サービスビジネスへのシフトは容易になる
コラム サービスビジネスでは「個人力で売る」方法が通用しなくなる

第4章 クラウドを活用する
「自家発電モデル」から「発電所モデル」へ
なぜTCOを削減できるのか
基幹業務でも使われるようになりつつある
日米のビジネス環境の違いから読みとく「クラウド導入の壁」
「効率化・コスト削減への期待」は受け入れられない
クラウドで変わるITの常識にうまく対処して,その価値を引き出す
3つのクラウドビジネスモデル
受託開発が嫌いなんです ~某中堅ITベンダーの事例

第5章 オープンソースソフトウエアを活用する
伸びないIT市場の中で突出した成長が見込まれる分野
なぜ,OSSが支持を集めているのか
OSSを利用するメリットとは
Consume(消費)からContribute(貢献)へ

第6章 グローバル化に対応する
海外展開にはガバナンスの確保が不可欠
現場に最適化されたプロセスはグローバル展開の足かせになる
文化の違いを理解しなければ失敗する
グローバルなリソースを活用できなければ淘汰される

第7章 新たな存在意義と役割へシフトする
お客様のCIOの役割を果たす
ウォーターフォール型の開発プロセスでは新しい価値を発揮できない
「アジャイル型請負開発」で高品質・短納期・利益拡大を両立させる
なぜ,アジャイル開発が受け入れられないのか
日本人が得意とする「改善」をシステム開発で使わないのはおかしい ~NPO法人  ドットNET分散開発ソフトピア・センターの事例
サービスビジネスにはマーケティングが不可欠
ソリューション営業で差別化できる時代の終わり
ソリューション営業からイノベーション営業へ
未知のニーズや課題に向かい,変革のプロセスに関わる
変革の推進者を味方につける

第8章 ポストSIの事業・組織・人をどう創るか
組織の収益区分や業績評価の基準を変える
ソリューションではなく「コンセプト」と「デザイン」に気を配る
新規事業プロジェクトの進め方
「自前主義」の限界を突破する
若い人たちにチャンスを
みんなの力で会社を変える ~日本ユニシスの事例

 

メモ

  • 新しい3つの収益モデル:「サブスクリプション」「レベニューシェア」「成果報酬」
  • クラウドは使えないという都市伝説
    • セキュリティが心配
    • ネットワークパフォーマンスが不安定
    • 既存システムからの移行に手間がかかる
  • 3つのクラウドビジネスモデル:「クラウドプロバイダー」「クラウドアダプター」「クラウドインテグレーター」
  • アジャイル開発とは、自分達の仕事の効率や品質を高めていくための自律的な改善活動であり、仕事との向き合い方
  • ソリューション営業からイノベーション営業へ
    • お客様の課題やニーズを起点にするのではなく、変化したいという思いを形に変えるお手伝い