[読書] 経営教育 人生を変える経営学の道具立て

岩男俊兵さんの「経営教育」を読了。

たまたま見たYoutube番組での話が面白くて、より詳しく知りたいと手に取った一冊。

人生を変えるためのツール、使いこなしていきたい。

 

読書メモ

  • 価値有限の奪い合いの世界観から、価値無限の分かち合いの世界観へ
  •  未来創造の円形
    • 欲望
    • 奪う→創る
    • 利己→利他
  • 問題解決の三角形
    • 具体的な対立する考え1→寄与・役立ち
    • 具体的な対立する考え2→寄与・役立ち
    • 抽象的な悩み→抽象的な究極の目的
  • 七転八起の四角形
    • 出来事(自分ではどうしようもない/変えられない過去)
    • 出来事のプラス側面
    • 出来事のマイナス側面
    • 出来事への対処(マイナスを取り除く方法)
    • 思いがけない効果

 

AIメモ

 

  • 価値有限思考 vs 価値無限思考を使い分けること
     「価値は限られて奪い合うもの」という有限思考だけではなく、「価値を創造でき、他者と共に成長する」無限思考も持つことが重要。場面によって両方を道具として使い分けることで、自分も他者も苦しまない方法が見えてくる。

  • 創り合いの発想を持つ
     奪い合いではなく、「他者と共に価値を創る」ことを目指す。組織や社会を「対立」の構造から「共創」の場に変えることで、苦しさの根っこを変えていける。

  • 思考の道具を持つ(枠組みを意識する)
     自分の考え方・判断の枠組み(思考の前提)を意識し、それを変えたり複数持てるようになると、選択肢が増える。「どんな価値観で物事を見ているか」を問い直すことが人生の変化につながる。

  • 人生哲学を持ち、自分の芯を育てること
     単にスキルや戦略だけでなく、「自分は何のために生きているか」「自分にとっての幸せとは何か」を問い続けることが、自分の生き方を揺るがせないものにする。価値の枠組みを使い分けても、芯がないと迷いやすい、という指摘。

  • 今日からできる実践を意識する
     理論だけで終わらず、自分の身の回りや日常の仕事・人間関係で小さな「創造」の行動を起こすこと。例えば他者との協働、価値を見いだす試行錯誤、小さな改善など。これが「経営教育」の目的でもある。

 

 

 

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