かなり遅ればせながら、ピース又吉直樹さんの「火花」を読んだ。
最初の1ページ読んで、本当にこれ又吉が書いたの?
ってくらい真面目な文体。
芸能人が書いた本って今まで何冊かは読んだことありますが、ブログの延長のようなエッセーテイストのものが多いので(それはそれで読みやすくて良いわけですが)、その印象で読み始めると度肝を抜かれます。
じゃぁ読みづらいかというとそんなことはなく、ページ数もそれほど多くないので、2時間くらいであっという間に読み終わりました。
本書をあえて一言で表すと「ピース又吉のお笑い芸人への愛が溢れまくってる一冊」。
売れることを目指して奮闘する売れないお笑い芸人達の物語。
200万部売れるには、ちゃんと理由があったんだなーと終盤の漫才シーンを涙しながら読んで思いました。
まだ読んでない人は、ぜひ読むべし!
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