超訳ライフ・シフト―100年時代の人生戦略 LIFE SHIFT

金曜ロードショーで「君たちはどう生きるか」の放送をやってましたね。

最近は人生をどう生きるか?を問いかけるのが流行ってるのかも?

映画の方はジブリからの問いですが、こちらの本「超訳ライフ・シフト―100年時代の人生戦略 LIFE SHIFT」はよりリアルに、人生100年時代に私たちはこれからどう生きるべきなのか?を具体例をあげながら解説してくれます。

ライフシフトというタイトルにもある通り、人生のシフトチェンジを意識させられること間違いなし。流行りのFIREを目指してる人にもぜひ読んでみて欲しい一冊。

 

Amazon紹介ページより

たくさんの絶賛の声をいただいた、『ライフ・シフト』。
この「10年に一冊」の必読書のエッセンスを、ぎゅっと凝縮。
読みやすい自己啓発書のスタイルでお届けします。

400ページのオリジナルを読み通す時間がない、翻訳書は苦手、
『まんがでわかる ライフシフト』では深い内容まで読み取れないといった
読者のための、エッセンシャル・バージョンです。

【主な内容】
序 章 これから日本人に起こる10の変化
第1章 人生100年時代は本当に来る?
第2章 3ステージの人生は苦しくなる
第3章 無形資産が人生を左右する
第4章 人生はマルチステージ化する
第5章 100年人生の新しいシナリオ
第6章 お金の心配を減らすための考え方
第7章 生涯現役でいるために必要なこと
第8章 学校と企業はどう変わるのか
終 章 あなたが未来の「ロールモデル」に

 

読書メモ

  • 人生100年が当たり前になる時代
  • これまでの3ステージの時代は終わりを迎える
    • 学生として学ぶ「教育」のステージ
    • 社会に出て働く「仕事」のステージ
    • 定年退職して老後を過ごす「引退」のステージ
  • まだ見ぬマルチステージ時代へ
  • 3つの見えない無形資産
    • 生産性資産:人が仕事で生産性を高めて成功し、所得を増やすのに役立つ要素
    • 活力資産:健康、友人関係、パートナーやその他の家族との良好な関係
    • 変身資産:自分について知ること、多様性に富んだ人的ネットワーク
  • 余暇時間を再創造の時間に変えよう
  • アイデンティティを意識した計画と実験を
  • 未来のために、いま、厳しい決断をくだそう

 

AIメモ

  • 1. マルチステージの人生を設計する
    • 従来の「教育→仕事→引退」という3ステージの人生から脱却し、「学び直し→仕事→休息→起業→再就職」など多様なステージが交互に訪れるマルチステージ人生にシフトする。柔軟なキャリア設計が重要。
  • 2. 「無形資産」に投資する
    • お金(有形資産)だけでなく、「健康」「人間関係」「知識・スキル」「評判」といった無形資産が長寿時代では重要。健康を保ち、人とのつながりを大切にし、学びを続けることが豊かな人生の基盤になる。
  •  3. 学び直し(リスキリング・リカレント教育)を習慣に
    • テクノロジーの変化に対応するためには、生涯を通じての学びが必要。大学などの学位取得だけでなく、オンライン講座や実務での経験なども活用して、自分の価値を更新していく。
  •  4. 変化に対する柔軟性を持つ(トランジション力)
    • 人生の途中で「やり直す」タイミングが何度も来る。そのたびに自分を見直し、方向転換できるよう心の余裕とスキルを持つことが大切。
  •  5. 「自分だけの人生ストーリー」を描く
    • 100年生きる前提では、「正解の人生」や「みんなと同じルート」は通用しない。自分の価値観に合ったライフスタイル、働き方、学び方を設計し、自分自身のストーリーをつくっていく。

 

[読書] すべては「前向き質問」でうまくいく 質問思考の技術 増補改訂版

すべては「前向き質問」でうまくいく 増補改訂版

友人がお奨めしていたので読んでみた。とても良かった。

すべては「前向き質問」でうまくいく。

なんて言いすぎじゃないか?と思ってしまうところだが、前向きな質問が如何に効果を発揮するのかをストーリー形式で分かりやすく伝えてくれる。

人とのコミュニケーションはもちろん、自己コーチングにも役立ちそう。

なお、増補改訂版となってるが、さらに新しい新版も出ているようだ。

 

Amazon紹介ページより

「自分で自分にかける質問を変えることで、仕事も人間関係もすべてうまくいくようになるでしょう」
株式会社コーチ・エィ取締役社長 鈴木義幸

Amazon USA(ビジネス&組織内学習)部門1位!
世界15カ国で愛読されるベストセラー。

「なぜこんなことになってしまったんだろう?」 → 「なにをすればうまくいく?」
「なんでみんな言うことを聞かないんだ?」 → 「みんなに協力してもらるベストの方法はなに?」
「なんであの人はいつも怒りっぽいの?」 → 「あの人は何を必要としているのかな?」

前向き質問(クエスチョン・シンキング)とは、「自分自身や他者への質問を変えることで、前向きな思考や建設的な結果を手に入れる思考法」のこと。

自分に自信がもてるようになり、仕事・人間関係・健康・体重・経済面にいたるまで、あらゆることが好転します!

*批判する人
・ 自分自身や他人を批判する
・ 知ったかぶりする
・ 頑固・ひとりよがり
・ フィードバックを否定と捉える
・ 人との距離を考える

*学ぶ人
・ 自分自身や他人を受け入れる
・ 知らないことを尊重する
・ 柔軟・適応性がある
・ フィードバックを価値あるものと考える
・ 人とのつながりを感じる
前向き質問を使えば、あなたもすぐに学ぶ人に!

 

読書メモ

  • 偉大な成果は、偉大な質問から始まる
  • 問題を解決する一番よい方法は、優れた質問を考えること
  • 自分の質問が「学ぶ人の道」か「批判する人の道」かを常に考える習慣をつける
  • 学ぶ人のマインドセット
    • 自分自身、他人、事実を受け入れる
    • 心が開放的
    • 知らないということを気楽に受け入れる
    • 多角的な視点を持つ
    • 順応性、適応性、創造性
    • ミスはそこから学ぶもの
    • 可能性には限界がない
  • 「起こっていること」と「それに対して何をするか」には「選択の自由」がある
  • 自分の中の「批判する人」を受け入れ、「学ぶ人」へスイッチする
  • 「学ぶ人のリーダー」になれば、チームを「学ぶ人のチーム」に変えられる
  • 批判する人になりそうな時の質問
    • 私はどんな思い込みをしてるのだろうか?
    • 他にどんな考え方ができるだろう?
    • 相手は何を考え、何を感じ、何を求めているだろうか?
  • 質問を使って、新しい未来を作ることができる

 

AIメモ

  • 「学習者モード」で考える
    •  問題に直面したとき、「なぜこんなことになったのか(責任追及)」ではなく、 「どうすれば前に進めるか?」「どんな可能性があるか?」と自分に問いかける。
  • 判断する前に「好奇心」を持つ
    • 人や状況に対してすぐに評価を下すのではなく、「何が起きているのか?」「なぜこの人はそうしたのか?」と探ることで視野が広がる。
  • 質問は「未来志向」で行う
    •  「どうすればうまくいくか?」「どんな選択肢があるか?」と、未来に向けた行動を促す質問を心がける。
  • 自分の「質問パターン」に気づく
    • 無意識のうちに「責める質問(なぜ私はできなかったのか?)」をしていないかに注意し、意識的に「前向き質問(次はどうすればできるか?)」に切り替える。
  • 対話では「共創的な質問」を使う
    • 相手を動かそうとするのではなく、「一緒に考える」スタンスで、 「あなたはどう思いますか?」「どんな選択肢があると思いますか?」と問いかける。

 

 

[読書] 世界の一流は「休日」に何をしているのか

年収が上がる週末の過ごし方をしたいもんだ、というわけで話題の書籍「世界の一流は「休日」に何をしているのか」を読んでみた。

amazono紹介ページより

▼きちんと休んでいるのに仕事の疲れが抜けない皆さん、
「土曜」と「日曜」で同じ過ごし方をしていませんか?

日本のビジネスパーソンは、休日を「休息」の時間と考えて、身体を休めたり、ストレスを発散したりすることを心がけていますが、必ずしも思い通りにはなっていません。
休みが明けても、疲れは依然として残ったままで、ストレスも解消されていない……と感じている人がたくさんいるのではないでしょうか。

一方、世界水準のエリートであるエグゼクティブの休日の過ごし方には、大きな共通点があります。
彼らは、休日を「何もしない時間」と考えるのではなく、「積極的にエネルギーをチャージ(休養)する時間」と「知的エネルギー(教養)を蓄える時間」と位置づけているのです。

▼世界の一流が休日に必ずすること、絶対しないこと

彼らは休日を、休息のための時間ではなく、仕事で成果を上げるための「原動力」と考えています。
筆者が注目したのは、彼らがそれを「楽しんでやっている」ことです。
仕事を成功に導くための準備というと、多くの人が「苦行」や「修行」を連想して、ウンザリした気持ちになると思います。
しかし、筆者が在籍したマイクロソフトのエリートたちは、スポーツや趣味を楽しみ、休日を満喫することで、自己再生とエネルギー・チャージという二つの目的を実現していたのです。

本書では、世界の最前線で活躍する一流のビジネスパーソンの休日の過ごし方をお伝えすることで、すぐに実践できる「休み方改革」のための具体的なアクションを紹介します。
世界の一流の休み方を知って、「休日の解像度」を上げることは、これまでとは違った視点で自分の休み方を見つめ直すきっかけになります。
「こんな考え方もあるんだな」という新たな気づきが、あなたの休日を充実させて、毎日の生活にメリハリを与えてくれることになるのです。

【本書の構成】
第1章 日本人は、なぜ疲れていても休めないのか?
第2章 ここが違う!「世界」の休日と「日本」の休日
第3章 世界の一流は休日に「自己効力感」を高める
第4章 「土曜」と「日曜」を戦略的に使い分ける
第5章 休日に「1日7分」の新習慣

 

読書メモ

  • 世界のエグゼクティブは「休む」ために仕事をしている
  • 休日は「積極的にエネルギーをチャージ(休養)する時間」と「知的エネルギー(教養)を蓄える時間」
  • ダラダラと過ごすのではなく、休日こそ計画的に!
  • ワークライフ・ハーモニーの実践
    • 休日と仕事を切り離す
    • エネルギーを再充電して、創造性や集中力を高める
    • デジタルデトックスの時間を作る
    • 健康管理を徹底する
    • 良好な人間関係の維持
  • 自己効力感を高めるための4つのアプローチ
    • 簡単な目標を設定して、小さな達成感を得る
    • 新しいことにチャレンジする
    • 人との繋がりを大切にする
    • 自己省察の時間を持つ(どうすればもっとよくなる?を考える)
  • 土曜日はチャレンジデー、日曜日はリフレッシュデー
  • 今週末から休み方を変えてみよう!

 

AIメモ

書籍「世界の一流は『休日』に何をしているのか」から、実践すべき重要なポイントを5つ

 

  • 意識的に「休息」を取る
    一流の人々は、休日に意識的にリラックスの時間を確保します。休息はただの「休み」ではなく、心身をリセットし、翌週に備えるための重要な時間です。質の高い休息を取ることで、次の週に最高のパフォーマンスを発揮できるため、休日を過ごす前にしっかりと計画を立てることが大切です。

  • 仕事を完全に切り離す
    一流の人々は、休日に仕事から完全に離れることを心掛けています。休息の時間を確保するためには、デジタルデバイスから距離を置き、仕事のことを一切考えないようにします。これにより、心の中で「オン」と「オフ」を明確に分け、精神的なリフレッシュが可能になります。

  • クリエイティブな活動に取り組む
    休日は、普段の仕事の枠を超えたクリエイティブな活動に取り組む貴重な時間です。例えば、新しい趣味を始めたり、アートや音楽に触れたり、自然の中で過ごすことが創造性を刺激します。これにより、次の仕事で新しい視点を持ち込むことができ、成果に繋がります。

  • 家族や友人との時間を大切にする
    一流の人々は、仕事の忙しさを忘れて、家族や友人との時間を大切にします。人間関係を深めることで、心の安定を得ることができ、リラックスした状態で次の仕事に臨むことができます。休日を通じて感謝の気持ちや絆を深めることが、長期的に見ても精神的な支えになります。

  • 自己成長に時間を投資する
    休日を自己成長の時間として積極的に活用することも重要です。読書や新しいスキルの習得、オンラインコースの受講など、常に学び続けることで、自分を高めることができます。成長を続けることで、仕事にも自信を持って臨めるようになり、ポジティブな影響を与えることができます。

 

 

[読書] 部下をもったらいちばん最初に読む本

マネージャ関連の本は数多く読んできたので、いちばん最初に読んだわけではないが、良くまとまっていて分かりやすいもっと早く出会いたかった一冊。

冒頭にある「あなたはマネジメントの無免許運転をしていませんか?」のメッセージが刺さる。

 

amazono紹介ページより

あなたのマネジメントがうまくいかないのは、無免許運転をしているせい――。 部下をもってマネジメントを任されるようになり、プレイヤーからマネジャーになり、その仕事の変化に悩む人たちの声をよく耳にしますが、本書がその解決策として提案するのは、「マネジメントは技術。学べば誰もが習得できるもの」ということ。 そのノウハウ「リードマネジメントのすべて」が詰まった本書は、2万人の研修実績を誇るトップコンサルタントである著者がたどり着いた、心理学をベースにした新しいマネジメントの手法をまとめた一冊。全マネジャーの必読書が登場です。

 

読書メモ

  • マネジメントは技術。学べば誰でも習得できる
  • 頭の中だけに存在する「べき論」とサヨナラする
  • リードマネジメントの目指すものは「メンバーの成長を通して、組織パフォーマンスを最大化すること」
  • 人は変えられない。でも人は変われる
  • 個々のメンバーの目的・目標が成就するよう情報提供によってサポートし、結果的にチームパフォーマンスを最大化するのがマネージャの役割
  • 「成長」にフォーカスしたコミュニケーション
  • 「ポジティブ・フィードバック」と「ギャップ・フィードバック」
  • まずはメンバーに自己評価を促す。その上でマネージャからフィードバックや期待を伝える
  • 「仕組み」を作り、「やることがあたり前」にしていく

 

AIメモ

  • 1. 部下を理解することの重要性
    • 部下一人ひとりの性格、価値観、強みや弱みを理解することが最も基本です。人それぞれの働き方やモチベーションが異なるため、どのように声をかけ、どのように支援すれば効果的に成長できるのかを見極めることが必要です。部下をよく観察し、適切なコミュニケーションを心がけましょう。
  • 2. フィードバックは積極的に行う
    • 部下の成長を促すためには、定期的で具体的なフィードバックが欠かせません。ポジティブな点も、改善すべき点もバランスよく伝えることで、部下のモチベーションを維持し、能力を引き出すことができます。フィードバックは単発ではなく、継続的に行うことが重要です。
  • 3. 信頼関係の構築
    • マネージャーとして、部下から信頼を得ることが最も大切です。信頼を築くためには、公正で一貫した対応を心がけることが必要です。また、部下が困ったときに支えになる姿勢を見せることも信頼関係を強化します。言動に一貫性があり、約束を守ることが信頼を深めます。
  • 4. 目標設定と進捗管理
    • 部下に対して明確な目標を設定し、その達成に向けた進捗管理を行うことが求められます。目標が曖昧だと部下は方向を見失いがちです。SMART(具体的、測定可能、達成可能、関連性のある、期限のある)な目標設定を行い、その達成度合いを定期的に確認しましょう。
  • 5. 自分の成長と学び続ける姿勢
    • マネージャー自身も成長を続けることが重要です。部下を指導する立場であっても、常に自分のスキルや知識を更新し、学び続ける姿勢を見せることで、部下に対して模範となることができます。また、部下から学ぶ姿勢も大切です。部下の意見やフィードバックを受け入れ、柔軟に対応することがリーダーシップの質を高めます。
  • これらのポイントを意識することで、部下との関係を築き、チーム全体のパフォーマンスを向上させることができるでしょう。