発売当初、本屋さんでチラ見したことはあったが、今回あらためて精読。
話題になった本だけあって読みやすい。時たま振り返って読みたい一冊。
◎amazonランキング1位!(ビジネスライフ/労働時間・休暇)
◎「ちゃんと考えてる人」は何をどう“ちゃんと”考えているのか!?
◎AI時代に淘汰されない!「知性」と「コミュニケーション」の原理原則にして、奥義を大公開!
◎ 口下手な著者がコンサル22年で得た知見を1冊に凝縮!
◎頭のよさは、話す前にどれだけ“立ち止まれるか”で決まります。
◎「話し方」よりも大切な「思考の質の高め方」
どれだけ考えても、伝わらなければ意味がない。でも、話し方のスキルだけでは、人の心は動かせない。コンサルで叩き込まれたのは、人の心を動かす、思考の「質」の高め方でした。本書は「頭のいい人」が何をどう考えているかを明確にし、誰でも思考の質を高め、「頭のいい人」になれる方法を伝授します。さあ、手に入れよう。
あなたが本来持っている考える力を自動発火させ、
「信頼」と「知性」を同時に得ことができる黄金法則を。【目次】
第1部 頭のいい人が話す前に考えていること ―「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則
その1 頭が悪くなる瞬間、頭がよくなる時間
その2 頭のよさを決めるのは「だれ」だ?
その3 なぜ、コンサルは入社1年目でもその道30年の社長にアドバイスできるのか?
その4 頭のいい人は、論破しない
その5 「話し方」だけうまくなるな
その6 知識が「知性」に変わるとき
その7 承認欲求をコントロールできる者がコミュニケーションの強者になれる第2部 一気に頭のいい人になれる思考の深め方 ―「知性」と「信頼」を同時にもたらす5つの思考法
第1章 まずは、バカな話し方をやめる ――客観視」の思考法
第2章 なぜ、頭のいい人の話はわかりやすいのか? ――「整理」の思考法
第3章 ちゃんと考える前に、ちゃんと聞こう ――「傾聴」の思考法
第4章 深く聞く技術と教わる技術 ――「質問」の思考法
第5章 最後に言葉にしてインパクトを残す ――「言語化」の思考法
読書メモ
- 黄金法則
- とにかく反応するな(感情的な自分に自覚的になり、冷静になる)
- 頭のよさは他人が決める
- 人はちゃんと考えてくれている人を信頼する
- 人と闘うな、課題と闘え
- 伝わらないのは、話し方ではなく、考えが足りないせい
- 知識は誰かのために使って初めて知性となる
- 承認欲求を満たす側になれ
- バイアスを意識的になり、統計データを活用する
- 言葉に敏感になれ
- 話のわかりやすさは、理解の深度で決まる
- 自分のしたい話ではなく、相手の聞きたい話を話す
- 相手の話をちゃんと聞く
- アドバイスするな、整理せよ
- 質問する前に仮説をたてる
AIメモ
- 話す前に考える
重要な会話やプレゼンテーションでは、話す内容を整理してから話すこと。言いたいことを明確にし、論理的に伝える準備をする。 - 相手の意図を理解する
会話を進める前に相手の意図や目的を読み解き、それに合わせて自分の話を組み立てる。相手のニーズを最優先にする。 - 簡潔に伝える
伝えたいことはできるだけ簡潔に、無駄な情報を省いて表現する。忙しいビジネスの現場では、要点を素早く伝えることが重要。 - 質問を使って確認する
自分が理解している内容を確認するために質問を使うことで、誤解を避けると同時に相手の考えを引き出すことができる。 - 具体的な例を挙げる
抽象的な議論ではなく、具体的な事例を交えて説明することで、相手が理解しやすくなる。 - 相手の反応を観察する
相手がどう反応しているかを観察し、それに応じて話の進め方を変える柔軟性を持つ。相手が理解しているかどうかを確認する。 - 結論を先に伝える
結論を先に言い、その後に理由や詳細を補足する。これにより、相手が話の流れを把握しやすくなる。 - 思考を整理するフレームワークを使う
思考を整理するためのフレームワーク(例えば、5W1Hやピラミッド構造)を活用し、論理的に話を組み立てる。 - 無駄な言葉を排除する
自分の言いたいことを伝えるために無駄な言葉やフレーズを避け、シンプルで明確な表現を心がける。 - タイミングを見極める
重要なことを伝えるタイミングや場面を見極める。焦らず、適切なタイミングで発言することで、より効果的に伝わる。