久しぶりに良い意味でブッ飛んだ映画を見た。
スティーラーズ [DVD]
東宝 2014-04-16 |
アメリカ南部の寂れた一軒の質屋にやってくる客は、全員イカれた奴ら。
強盗団リーダーの白人主義者、人に流されやすく幻覚が見える仲介役と平和ボケした取り巻き、女性ばかりを誘拐・監禁して奴隷にする異常犯、プレスリーを崇める売れないドサ回り芸人、妻をさらわれて復讐をする男、些細なことで命を狙うヒステリックで恨み節な小人。
そして背後に現れる魂の救済を謳う謎の男たち・・・。質屋でのたった一つの出逢いが男たちの生死を分ける。
一難去ってまた一難、復讐と裏切りのマイ・ウェイを突っ走る崖っぷちフリークスたちの、生き残りを賭けた笑うに笑えない不埒極まる大勝負が幕を開けた!
(amazon紹介文より)
紹介文を見ると、そこまで面白そうに感じないのだけれど、そこそこ有名な俳優達が本当にしょーもない役を演じきっていて見事。
特にマット・ディロンの切れっぷりは一見の価値あり。
異常犯を演じてるのがあのイライジャ・ウッドってにも衝撃。
ポール・ウォーカーの新たな一面も見れる。急逝が本当に残念です。
グロい映像を苦手な方にはお奨めできないが、なんか無性にブッ飛んだ映画を見てみたいなーって夜にピッタリの作品でした。
以下、若干ネタバレ気味。
一点、注文付けると、あいつが最後に出てくるのが意味不明すぎる。
なんで生きてるの?
エンドロールで、しょうもないNGシーン集みたいな映像が流れるんだけど、せめてあそこで死んでない理由のオチでも解説すれば良かったのに。
ところで、同監督の以下作品がタランティーノに絶賛されてたらしいので、機会があったらみてみたい。
ワイルド・バレット DTS スペシャル・エディション [DVD]
Happinet(SB)(D) 2012-02-28 |