友人からお勧めされて読んだ。
インド人の英語っていうと発音が聞き取り辛いという印象があるわけですが、この著者はそれを長所ととらえていて、グローバルスタンダードな英語に拘る傾向にある日本人はもっと、コミュニケーションの手段・道具として英語を使いこなしているインド人に学ぶべきだ!と熱く語っている。
インド式が如何に優れているかという前置き部分が若干長い(くどい)気がするが、中身はいたって実践的で、この本を読むと本当に手軽に英語を使いこなせるような気がしてくる。
英語の学習方法に迷いを感じている方に特におすすめの一冊。
英語は「インド式」で学べ! 安田 正 ダイヤモンド社 2013-09-28 売り上げランキング : 5211Amazonで詳しく見る by G-Tools |
メモ
・たった3つの動詞(sound,find,give)で英文の形を作れるようになるだけで、英語は喋れるようになる。
・sound:A sound B(A=B)
・find:誰 find A B(A=B)
・give:誰/何 give 人 物
・この3パターンを使えば、どんなことでも喋れる!
(言い過ぎだとは思うが、例文を読んでいるうちに本当にそんな気持ちになってくるから凄い。読み進めるうちに、「たった3つの動詞」にはオチがあるんだけど、まぁ許せる。)
<英語がカッコよくなる7つのコツ>
・声量を2倍にする!(腹から声を出す)
・最後こそハッキリと!(大げさくらいで丁度いい)
・首は痛くなるまで振る!(あいづちが大事)
・視線はココに!(アイコンタクト)
・ジャスチャーは右手に注意!(無駄に動かすな)
・切るのは動詞の後で!(理解しやすさ)
・先を予測して聞く!(動詞に着目)