[マラソン] 板橋Cityマラソン2013無事完走?!

先週の日曜日、板橋Cityマラソンに参加してきました。

東京・荒川市民マラソンから名称変更してからの記念すべき第1回大会、そして自分にとっては初のフルマラソン挑戦の大会でした。

写真を貼りつつ当日のレポでも。

当日は、会場最寄の浮間舟渡駅に7:45に友人(同じく初挑戦)と待ち合わせ。

駅から10分ほどで荒川堤防に到着。既に大行列が。。

会場到着。

レースは9時スタートだったので余裕をもって早めに待ち合わせしたつもりでしたが、既に荷物預けで大渋滞。

ようやく荷物を預けた後も、今度はトイレが大渋滞。

焦る気持ちとは裏腹にスタート時刻はどんどんと近づいてくる。

途中で実は他の場所にあるトイレはガラガラであることに気付いたのですが時既に遅し。

なんと記念すべき初マラソンのスタートの号砲は、トイレの中で聞いたのでした・・・。

(大会運営の方、トイレ案内とかもう少し親切な案内をお願いしますよー)

トイレを終えて慌ててスタート位置へ向かったものの、自分達は最後尾ブロックから。

10分経ってもほとんど動いていない状態でした。

そんなに急ぐ必要なかったじゃん。

スタートの合図から15分くらいで、ようやくスタートラインに到達!!!


スタート直後は、前回のハーフマラソンの反省を生かしてスピードを落として走る作戦。

コース横の桜が綺麗でした。

そして、ようやく10キロ到着。この時点ではまだ順調でした。

のんびりペースを維持しつつ快調に走っていたのですが、17キロあたりでトイレへ寄った際にアクシデント発生。

トイレのためにコース横の階段を数段下りたところ、足がガクガク状態に。。。

レース前はできれば30キロ、少なくとも折り返しまでは走ろうと思っていたのですが、一度止まってしまった足は回復することはなく、ここからはほぼ歩きでのレース展開に。

20キロ地点。ここで既に3時間越え。 キビシイ。

30キロ地点。たったの10キロをほぼ2時間かかってます。

一方、その頃、応援に来た家族は、浮間舟渡駅の近くにある公園でお花見をしてたそうです。

「ゴールは相当遅くなりそー」という泣きメールをレース中に送ったところ、うまく時間を有効活用してくれたようです。
 
池があったり風車があったり、いい公園だったようです(泣)

 そしてようやく35キロ地点。


この時、気付くべきでした。

制限時間の7時間まで70分きってるから、残り7キロをキロ10分ペースで走り(歩き)きらなければならないといけないということに。。。

ちなみに、この時点ではだいたいキロ11分ペースで歩いてました。

しかし、ここまで35キロという距離を歩いて疲れきっていた自分は、タイムオーバー(足キリ)という危機がせまっている事に、まだ気付いていないのでした。

ダメじゃん。。。

たしか37キロあたりで、まさかのシャーベット。これでまたパワーでました。

 

ここで本日2度目のアクシデント。なんと携帯の充電が切れました。

というわけで、ここからは写真なし。

ここまで来たらとりあえず歩いてでもいいからゴールだけはしようと必死こいて歩いていたのですが、運営の方からの声かけで、38.6キロ地点にある足キリの時間が迫っていることに気付く。
 
遅すぎ。。

まさか、まさかのここでレース終了??

ありえねー!!!

ここから残りのパワー振り絞って走りました。

走ろうとしましたが、実際は足が全然動かない。

が、歩いてたら絶対間に合わない。

やばい、走れ!やばい、走れ!

そしてようやく38.6キロ地点が見えてきたものの、既にカウントダウンが始まってる。
 
やばい、走れ!

有難いことに周りの方も必死で応援してくれてます。

「あと一分。間に合うよ」

「頑張れ、もう少しだ!」

そして、、、必死に走ったおかげで、なんとか間に合って関門をクリアー。

周りからは温かな声援の声。

よっしゃぁ!!!後はゴールを目指すだけだ!

と思った矢先に、ここで絶望的なことに今さらながら気付く。

制限時間までの残り時間を計算すると、残りの距離をキロ7分台ペースで走らないといけないじゃん。

練習では6分台で走ることもあるので普段の状態なら余裕のあるペースだが、今の自分には相当厳しい。

しかし制限時間を過ぎたらそこでレース終了。

東京マラソンのTV中継などで、途中リタイアして悲しみにくれる人を見たことあるけど、まさか自分があんな状態になるとは・・・・。

しかもここまで38キロ、残り数キロというところまで走ってきたのに。

それどころか今日までの数ヶ月、せっかく練習してきたのに。

やばい、ゴールしたい。完走したい。

気持ちは焦るが、足は思うように動いてくれない。

歯を食いしばって走るなんて経験、何年ぶりだろう一体。。

体の限界と心の限界がきたのか、手のひらが痙攣しだす。

ちくしょー。ここまで頑張ったのに。

今、一体何分なんだ。。。

完走したい。。

後ろからは、38.6キロ地点で足キリされたと思われる方々が乗った車が続々と自分を追い抜いていく。

ここまで来て完走できないなんて。。。

やばい、走りたい。。。。

ようやく41キロを過ぎたあたりで、遠くの方からゴールのカウントダウンの秒読みらしき声が聞こえてきた。

あぁ絶対間に合わない。。。。

そして、、、、制限時間が過ぎた。。。

もうダメだ。

運営員から声かけられて止められたらそこでレース終わりだ。

そう思いながらも、自分から辞めるわけにいかずに走り続ける。

でも不思議なことに、運営者は一向に止めに来ない。

あれ?

これもしかして最後まで走らせてくれるんじゃ。。。

淡い期待を胸に抱きつつ走り続けること数分。

遂にゴール地点が!

まさかの展開に驚きつつ、こうなったら走りきろうと力を振り絞る。

ゴール付近ではまだ沢山の人が残ってくれていて、拍手や声援を送ってくれる。

「頑張れもう少し!」

「よくやったー。」

 一緒に参加した友人の顔も発見。

そして遂に、ゴーーーーーーーーーーーーーール。

まさかの時間制限いっぱい(というか過ぎてた)でしたが、初マラソン無事完走できたのでした。

写真で簡単に振り返るつもりが、当日の感動が蘇ってきて詳しく書いてしまった。

ちなみに、応援に来てくれた家族は携帯の電池切れ直前に送ったメールの中身が「ダメだ。時間切れだ。。。」だったので、車で収容されてしまったものと思ってたようで、見事に僕の感動のゴールシーンを見逃したのでした。

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[読書] 空白を満たしなさい

Amazonアフィリエイトから久しぶりにクーポンが届いたので、宇宙兄弟の編集担当さんがtwitterで宣伝していたこちらの本を買って読んでみました。

ある日、勤務先の会社の会議室で目覚めた土屋徹生は、自分が3年前に死亡したことを知らされる。死因は「自殺」。しかし、愛する妻と幼い息子に恵まれ、新商品の開発に情熱を注いでいた当時の自分に自殺する理由など考えられない。じつは自分は殺されたのではないか。とすれば犯人は誰なのか、そして目的は? 記憶から失われた自らの死の謎を追求していく徹生が、やがてたどりついた真相とは・・・? ミステリー仕立てのストーリーを通し、自殺者3万人を超える現代の生と死、そして幸福の意味を問う傑作長編小説!講談社現代新書『私とは何か 「個人」から「分人」へ』と併せて現代のテーマに向き合う注目作。モーニング連載の話題作。

物語のテーマが重いので読んでて楽しい!ってわけではないものの、ミステリー仕立てのストーリーに引き込まれて一気に読んでしまいました。

「分人」という考え方を知ることで、いつか自分や家族を救えるかも?

ちなみに、平野啓一郎氏の作品は初めて読んだのですが、意外とすっきり読みやすかった。

勝手な印象で、文学的というか読みにくい文体を想像してたんですが、食わず嫌いは勿体無いですね。

空白を満たしなさい 空白を満たしなさい
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[読書] 警官の血

昔、このミステリーが凄い!を受賞して本屋に平積みされてたのを見て気になったけど、うっかり読んでなかったわけですが、いつの間にか文庫本となってたので買ってみました。

期待通りに面白かったー。

面白い本に出会うと、「ああ、残りページがもうこれだけしかないのか(哀)」なんて思いながら読む、なんてことがあるけど、まさにそんな一冊でした。
 

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[映画] 96時間:父親の愛は・・・凄すぎでしょ。

テレビでやってたので録画して見ました。

娘が海外で人身売買組織に拉致されてしまい、タイムリミットの96時間以内の奪還を目指して、パパが奮闘する話。

普通のパパなら絶対に助けられそうもないこのシチュエーションだけど、実はこのパパは政府の元工作員。しかも腕は全然なまってない。

昔の仲間の助けも借りつつ、どんどんと犯罪組織を追い詰める。

テンポのいいアクションで、映画全編、楽しめました。

このパパ役の人、あまり見たことないけど、味があって良かった。

それにしても、、、少し前に次回作が映画でやってたはずだから、この娘さんまた誘拐されちゃうんだろうな。

24のジャックといい、好奇心旺盛な年頃の娘を持つとパパは大変だわ。

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