[読書] 組織のパフォーマンスが上がる 実践NLPマネジメント

NLPマネジメントって何だ?と思いながら手に取ったが、知りたい情報が網羅されていて、かつ具体的な解説が分かりやすく、とても良かった。

Amazon紹介ページより

本書は、新人マネジャー、リーダー層も含むマネジメント層の日頃の課題となる、コミュニケーションのズレによって生じる人が動いてくれない問題、メンバーも自分もやる気が感じられない悩み、少ないリソースの中で目標達成しなければならないストレス、上下に挟まれジレンマを感じる葛藤などについて、NLPがどのように活用できるのか、その解決策を提示する書です。
主に、マネジャーの目標達成、マネジャーのメンタル、マネジャーのコミュニケーション、マネジャーの思考フレームを取り上げ、事例からわかりやすくNLPの実践手法を解説します。

【目次】
第1章 あらゆる組織で生まれているマネジャーの課題
1.マネジャーの課題
2.「教える」から「引き出す」マネジメントに変化する
3.市場減少と労働時間短縮に対して柔軟性を発揮する
4.スピードが求められる
5.マネジャー自身にストレスが掛かる

第2章 マネジメントの基本
1.マネジメントとは何か
2.理想と現実を把握しギャップを特定する
3.ギャップを埋めて目標化する
4.必要な計画を立てる
5.進捗を管理する
6.フィードバック分析を行う
7.コミュニケーションを徹底する

第3章 マネジャーの役割
1.マネジャーの仕事とは何か
2.マネジメントの事例
3.マネジャーに必要な資質

第4章 確実な目標達成とリスク軽減の手法
1.SMARTの法則による目標設定
2.アウトカムフレームによる目標設定
3.具体的で実践的な戦略の立案
4.目標達成のための行動を支えるツール

第5章 基本的な思考のトレーニング
1.マネジャー自身の思考トレーニングの必要性
2.アンカリングの応用
3.思考を柔軟にするトレーニング
4.リフレーミングの種類
5.リフレーミングを実践する6つの方法
6.場面別リフレーミングの活用例方法
7.リフレーミング活用のポイント

第6章 マネジャーのパフォーマンスの最大化する方法
1.モデリングによるメンタルトレーニング
2.モデリングで他者の世界観を体験する
3.コミュニケーションスキルの活用
4.スキルを習得するための学習の5段階
5.コミュニケーション能力を高めるための4段階
6.コミュニケーションのフレームの活用
7.コミュニケーションの6つの基礎スキル
8.コミュニケーションの3つの応用スキル
9.コミュニケーションのスキルと活用法

第7章 成果を生み出すマインドセット
1.マネジャーに必要なマインドセット
2.マネジメントに有効なマインドセット
3.パフォーマンスを高めるためのマインドセット

 

 

読書メモ

  • 理想と現実を把握しギャップを特定した上で、ギャップを埋めるための目標設定を行う
  • コミュニケーションを徹底する
  • マネージャの役割
    • 目標管理のマネジメント
    • チーム協働のマネジメント
    • 人材育成のマネジメント
    • 心の健康のマネジメント
  • 人を魅了する3つの要素(強さ・慈悲・陽気さ)
  • SMARTの法則
  • アウトカムフレームによる目標設定(肯定的な表現を用いる。否定表現だと、一度脳内でそれを意識してしまう)
  • 相手の反応は自分のコミュニケーションの成果である
  • 相手の価値観となるキーワードを理解する

 

[読書] リモート疲れとストレスを癒す「休む技術」

デジタル・オンライン疲労時代を生き抜くヒント満載。

Amazon商品頁より。

身体より脳が疲れる、孤独が辛い、メンタルが保てない… zoom会議続きでグッタリ、外出が減ったのにヘトヘト、オンとオフを分けられない、集中できない…オンライン仕事だからこその疲れといまどきのストレスを癒す新しい休み方

 

目次

1 オンライン会議とリモートワークで脳も身体もヘトヘト(身体はラクなはずなのに、オンライン会議はなぜ疲れるのか;オンライン会議疲れのいちばんの理由は「映画疲れ」 ほか)
2 リモートワークで乱れたリズムを整える(リモートワークの開始スイッチは「朝の新習慣」でオンにする;タイムキーパー不在の時代にはルーティーンでリズムをキープ ほか)
3 リモートワーカーが抱える孤独とストレスをケアする(「ちょっとしたことを訊けない」状況は想像以上にストレスフル;人と会わないときこそ「自己効力感」を高めるつぶやきが効果的 ほか)
4 デジタル・オンライン時代の休み方(「小さな休憩」と「大きな休憩」を組み合わせて休む;「オフ」=「休憩」はしょっちゅう細かく取る ほか)
5 メンタルを整えて不安とうつを乗り越える(ウィズコロナ・アフターコロナのメンタルチェック;多様なストレスが引き起こす「うつ」のリスクからメンタルを守るには ほか)

 

 

メモ

  • オンライン会議疲れ対策(映像遮断、20分おきに20秒の休息、観葉植物など)
  • スタンディング・ディスク、こまめに休憩、ストレッチやスクワット
  • 太陽光を浴びる
  • 寝巻からちゃんと着替える。「仕事を始めるぞ」宣言
  • ダラダラと仕事をし続けない。メリハリをつける
  • スケジュールを立てる(一週間、一か月、年間)
  • 仮眠をとる。適切な睡眠時間。
  • 「今日も頑張った」と自分を褒める。
  • 誰かと喋る
  • リモートワークだからこそ有給休暇をしっかりとる。
  • スマホから距離をとる
  • 週に一度は運動する。なるべく歩いたり階段を使う

 

リモート疲れとストレスを癒す「休む技術」へのリンク

 

[読書] 人生・キャリアのモヤモヤから自由になれる 大人の「非認知能力」を鍛える25の質問

どこで見かけたのかもう覚えてないが、評判が良さそうだったので読んでみた。

著者の名前は初めてみたが、とても穏やかな語り口で読みやすかった。

 

Amazon商品ページより。

• 5年後、自分の仕事はどうなっているんだろう
• 5年後も今と同じモヤモヤを抱えているのだろうか
• 自分は本当にこの仕事をしたいのだろうか
• 何のために働いているのかわからない
• 社会とのつながりが感じられない
• 自分らしい人生を生きたいけれど、どうしたらいいかわからない

本書は、こう感じているあなたのための本です!

変化の激しい先行き不透明な時代、モヤモヤを抱えている方は多いのではないでしょうか。
前例もロールモデルも不在、これまでのキャリア構築法も通用しなくなりつつある今、
私たちが自分らしいキャリアをつくるための「新しい武器」が必要になってきています。

本書で提唱する新しい武器が「非認知能力」

非認知能力とは、自己肯定感、自分軸、成功体質、主体性、オープンマインド、共感力などからなる、目には見えない「生きる力」「人間力」とも呼べるものです。
これらの武器を身につけてブレない自分をつくることができれば、この先のキャリアで何が起こっても、どんな道を進んでもうまくいく
ーーこの点が、これまでのキャリア構築本とは大きく異なるところです。

 

メモ

  • プランド・ハップンスタンス(Planned Happenstance)=何となく+短期の人生設計
    • 未来の予測がつかない社会では、キャリア構築に新しい考え方が必要
    • 計画行動することで知識・経験・出会いという点を増やし、偶然や予期せぬ出来事の起きる確率を高めてキャリアを作っていこう
  • プランド・ハップンスタンスのために育むべき「5つの能力」+1
    • 好奇心:たえず新しい学習の機会を模索し続けること
    • 持続性:失敗に屈せず、努力し続けること
    • 柔軟性:一つの正解に執着せず、信念・概念・態度・行動を変えること
    • 楽観性:きっと何とかなる、できるとポジティブに考えること
    • 冒険心:行動!結果が不確実でも、リスクをとって行動すること
    • 感謝する心
  • リフレームを繰り返すことで、自分自身を改革していく

 

 

人生・キャリアのモヤモヤから自由になれる 大人の「非認知能力」を鍛える25の質問

 

[読書] 人生を変える単純なスキル

単純なスキルというタイトル通り、章立てもシンプル。

Amazon商品紹介ページより

人生で大切にしたいたった ” 7つのスキル “を習得できれば人生が変わる。
スペイン(マドリード)の大学院IEで世界最先端と呼ばれるリーダーシップのエグゼクティブ修士号を取得した著者が、ビジネスで絶対に身に付けるべきスキルをわかりやすく伝えてます。

会社員、起業家、経営者としての豊富な経験、そしてグローバルなリーダーシップ研究を経て、著者がたどり着いたことや世界中で活躍する人の共通点は、「単純なスキルをバカにしてはいけない」ということだった。
この本では、「すぐやる」「プライドを捨てる」「完璧を目指さない」など、当たり前だけどなかなかできないスキルについて、できるようになる方法を解説していくとともに、スキルと両輪を成す「マインドセット」についても解説。自分を変えたいと思ったらまずは読んでもらいたい1冊。

 

 

メモ

  • 第1章 すぐやる
    • 「できない理由」を考える前に、「できる方法」を考える
    • 積極的に手を挙げる。発言する。
  • 第2章 自分を知る
    • ちゃちなプライドは捨てる。
    • 強みを伸ばす。
    • 内省する時間をとる。良かったこと、できなかったこと、それぞれの理由。
  • 第3章 経験を稼ぐ
    • アイデアは移動距離に比例する。自分とは違う何かに触れて、好奇心を刺激する。
    • 思い立ったが吉日。
    • コンフォートゾーンを出る。
  • 第4章 相手を知る
    • 当事者意識をもち、「自分だったら」と考える。
    • 自分から心を開く。
  • 第5章 上手く伝える
    • ロジックよりもエモーション。
    • 上手く断る、上手く頼む。仕事はチーム戦。
    • ポジティブな空気を作る。
  • 第6章 実力を発揮する
    • ルーチンをもって平常心を保つ。
    • 変化に対応する力を付けるために、自ら「変化」を持ち込む。
    • 人はアウェイで鍛えられる。
  • 第7章 信頼を得る
    • 信頼を積み重ねよう。
    • 約束を守る。
    • ギブアンドギブ。