大阪ガスでビジネスアナリティクスセンター所長として、活躍されている河本薫さんの著書。
ビークデータやら統計分析やらのキーワードを最近よく耳にしますが、現場で実際に分析プロフェッショナルとして活躍されている著者の実体験が綴られており、とても興味をもって読むことができた。
新書サイズでサクッと読めるのも魅力。
- データ分析の目的は、分析ではなく、ビジネスの課題を解決すること
- 現場の課題解決に向けて、真摯に取り組む。
- 役立つことに貪欲になる。
- 現場の声を聞く。
- 分析のやり方は人それぞれ。必ずしも高度な統計解析は必要ない。
- 解りやすい表現(ビジュアル化、平易な文章表現)を意識する。
- 数字にこだわる。分析結果に責任をもつ。
- プロフェッショナルたれ。
誰しも何らかの「データ」を扱う仕事をしているわけで、それをビジネスの課題解決にいかす分析アナリティクスの仕事に、あらためてとても興味が沸いた。
メモ
「EMC データサイエンティストワークショップ」
「公益社団法人 日本オペレーションズ・リサーチ学会」
会社を変える分析の力 (講談社現代新書)
河本 薫
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